こんにちは。私は普段から自転車に乗る機会が多いのですが、毎日のように迷惑な運転や危険な運転をする自転車に悩まされ続けているので啓発というかお願いの意味も込めて、危険・違法・迷惑な自転車の運転について個人的なランキング形式で書かせてもらおうと思います。

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1位 スマホ
さて1位の「スマホを見ながら運転」ですが、これはもはや説明する必要もありませんね。スマホを見ながら運転すれば視野は極度に狭くなり、これと一時不停止や自動車や歩行者との鉢合わせが組み合わさると事故になる可能性はとても高いと思います。

過去には歩行者と激突する死亡事故もあり、話題になりました。

事故直前に少なくとも33秒間、左耳にイヤホンをつけて音楽を聴きながら飲み物を持った右手で右ハンドルを握り、左手でスマホを操作しながら走行。メッセージの送受信を終えてスマホをズボンの左ポケットにしまう動作に気をとられ、事故を起こした。
朝日新聞 2018年8月27日 ながらスマホの自転車死亡事故、元大学生に有罪判決


それでもなお、この「スマホ自転車」は日常的に見かけます。実際に、子供を乗せた状態でイヤホンをして動画を見ながら運転する猛者を見かけて仰天したこともあります。

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2位 逆走
続いて「逆走」です。これは危険というよりは「迷惑」にあたるのかもしれません(もちろん危険です)。

自動車学校に通って免許を取っている人なら常識だと思いますが、自転車は法律上は「軽車両」で、ほとんどの規則は自動車に準じるものです。当然原則左側通行です。道路の右側を走れば「逆走」です。左側通行という前提で自転車に乗っている際に正面から逆走してくる自転車がいると、当然、正面から衝突する格好になってしまいます。

私が気になっているのは、堂々と逆走している自転車が1割くらい存在していることと、彼らが左側通行の原則を知らないのでは?ということです。というのも、ほとんどの人が左側通行しているのに、正面から突っ込んできて全く譲ってくれない人が結構います。夏休みなどになると小・中学生が逆走することも多いですね。子供は自動車学校に行きませんから、学校でちゃんと教えてくれればなぁと思います。大人で堂々と逆走する人たちは免許を持っていない人かな。免許を取る人は減っているらしいので、これからそういう人が逆に増えてしまうんでしょうか…。

ちなみに、交通量の多い車道を逆走する人も見かけますね。自転車から見ても危険で迷惑ですが、車を運転する人から見ても、正面から突っ込んでくる自転車は恐怖じゃないでしょうか。



3位 一時不停止
次は「一時不停止」です。これも逆走と同じような話で、自動車の「止まれ」の標識があるところでは自転車も一時停止する必要があります。

交差点ごとに停止するのが面倒なのは気持ちとしてはわかりますが、徐行も左右確認も一切せずに交差点に突っ込むのは危険すぎます。自動車は、自分が走っている道路が優先道路であれば減速せずに交差点に進入するので、そこに突っ込むのは自殺行為といってもいいです。それでも一時不停止(徐行も左右確認も)しない自転車は大勢いて、実際にスクーターに衝突される瞬間を見たこともあります…。

以上、自転車の危険な運転ワースト3でした。

2017年に道路交通法が改正されて自転車への罰則が強化されました参考)。

ですが、実際に摘発されたという話をそれほど見聞きしないので、違反者の発見や検挙はそれほど強化されていないのかもしれません。警察にどんどん摘発しろと言いたくはないですが、実効性のある対策をしないといつか大事故になりそう(既に起きているから改正したのだと思いますが)。

参考リンク:自転車安全利用五則(警視庁)

今回は以上ですが、このテーマに関しても時々書いてみたいと思います。


無灯火もダメゼッタイ!