今回で5回目になってしまいました。そして最終日です。
前回に引き続き、キューバ中部を周るハバナ発1泊ツアーの2日目でもあります。

この日は山の中のホテルを出発し、周辺にある自然公園を散策します。

ホテルに現れたのは大型トラック。かなり無骨なトラックで、荷台には座席が設置されています。よく見るとキリル文字で何かが書かれていたので、ロシアから輸入した旧式軍用トラックか何かなのかもしれません。

移動用のトラック
こんなトラックに乗ります。

移動用のトラック(内部)
荷台の座席はこんな感じ。

移動用のトラック(後ろから)
けっこうな人数が乗ってます。いざ出発。


トラックには約15人ずつ、2台に別れて乗車します。
これでどこをどう走ったのかはわかりませんが、山道を登ったり下ったり。かなり揺れるので振り落とされるか心配になりましたが、スピードは出ないのでそれほど怖くはありませんハバナのタクシーと同じ)。

路傍の豚
道端に豚が!

大自然の風景
途中、眺めの良いポイントから大自然を撮影。 


ちょっとしたスリル感と、自然たっぷりな風景を楽しみながらしばらく走ると、自然公園らしき場所に到着。どうやらグアナヤラ公園という公園らしい。

グアナヤラ公園
グアナヤラ公園の入り口。


公園の中には自然だけでなく、コーヒーの木やヤシ、バナナなどが栽培されており、ガイドさんがプランテーション栽培の歴史などを解説。

バナナ屋さん
バナナ売りのおじさん。お菓子みたいなのも売ってる。


さらに歩くと、大きな滝や泉の湧き出る池などを見学。池ではオーストラリアやイタリアの若者たちが泳いでました。ちょっと寒かったんじゃないかと思いますが。

公園内部
散策中。徐々に森が深くなる。

滝
滝。

池
きれいな池。看板には深さが書いてある?

池で泳ぐ観光客
左奥で若者が泳いでいる。


散策の後半では、山の中のレストラン?で昼食。どうやらキャンプ場か何かになっているようです。ここではチキンをいただきました。なかなか美味。

公園内のレストラン
レストランはこんな感じ。

ドクターペッパーみたいな飲み物
キューバのコーラ?というかドクターペッパーみたいな飲み物。

子猫
子ネコ。ニワトリもウロチョロしてます。


ちなみにこの公園散策のガイドさんは女性で、やはりイタリア語や英語を操ります。大学の観光学科のようなところで学んだらしい。キューバは教育費は全額無料なので語学に限らず教養や技能を持った人は多いんでしょうね。

ガイドさんと言えば、ツアーに同行している男性がいて、どうやらガイド見習いらしい。にも関わらず、ツアー客に話しかけまくっていました。私も話してみたところ英語の練習中とのことで、常に辞書とノートを携帯してました。曰く「フランス語は話せるんだけど、英語が…」。仏語ができるだけでもすごいと思うけど、この向学心の高さに圧倒されつつ、人懐っこいキャラクターに癒されました。

グアナヤラ公園での残りの散策では生まれて初めてキツツキを見たり、キューバは竹が多いということに気づきつつ自然を満喫しました。キューバの自然と山の観光と言えば、ハバナ近くのビニャーレス渓谷が有名ですが、トリニダ観光の際はこのグアナヤラ公園に足を延ばしてみるのもオススメです。

ちなみに、在日キューバ大使館のtwitterがグアナヤラ公園を紹介してます。

この後は無事にハバナへ戻り、帰国となりました。帰りは飛行機もほとんど遅れませんでした。よかったよかった。
ということで旅の記録はこれでおしまいなのですが、最後にまとめ記事だけ書いて締めくくりとしようと思います。お楽しみに。